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学ぶ 鹿沼の彫刻屋台
下横町(しもよこまち) 彩色彫刻黒漆塗屋台
鹿沼宿は、内町通り(大通り)と田町通りの南北2本の道筋からなり、それぞれを結ぶ東西2本の横町が発達して、北が上横町、南が下横町となった。
下横町は宿内では一番小さい町でも、やはり屋台を有して今宮神社の付け祭に参加していた。
文化年間(1804頃)製作の屋台で、脇障子が黒漆塗で、額付明り障子窓などとともに文化・文政年間に見られる特徴が多い。
その脇障子には「芙蓉(蓮の花)に鳩」が彫られている。彫刻屋台では珍しい芙蓉が取り入れられている。
鬼板(おにいた)と懸魚(げぎょ)の「芙蓉」が一体となって華麗さを誇り、「花鳥」を主体とした美しい屋台である。
安政3年(1856)に屋根を作りかえ、大正15年には台輪をとりかえるとともに、彫師芥川により、それに見合った高欄下(こうらんした)や車隠しが取り付けられ、また障子回りなども新しく作られた。
(昭和61年市指定有形文化財)
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